長谷川診断士の「少数異見」

コラム

第5回 続 後継者はなぜいないのか?

前回(2019年12月23日)のコラムでは、後継者難に悩む企業について、それぞれの事業環境や経営者の考えに応じて、異なった支援方法で対処する必要があるのでは、という私見を紹介しました。  ところで後継者難に悩む企業とは、どのような企業のこと...
コラム

第4回 後継者はなぜいないのか?

12月22日付秋田魁新報の一面トップに、「後継者不在6割超 - 県内企業全国平均10ポイント上回る」との記事が大きく掲載されていました。東京商工リサーチ秋田支店がまとめた2019年後継者不在調査の結果です。  記事によると、県内で後継者が決...
コラム

第3回 続々 菓子屋の息子

運良く地方銀行員としてのスタートを切ることができた私でしたが、後継ぎがいなくなったお菓子屋はその後どうなったのでしょうか。  結論から先に言いますと、実家の菓子店は、平成18年に廃業いたしました。父母が創業した時から45年の歳月が経っていま...
コラム

第2回 続 菓子屋の息子

「オレにとって、お菓子は食べるものであって、作るものではない。」  お菓子屋を継がない、と心に決めた私でしたが、お菓子屋以外に何かをやりたいという将来の夢も無いまま、たまたま合格した東京の大学に進学しました。勉強に精を出すわけでもなく、かと...
コラム

第1回 菓子屋の息子

今回は、「長谷川診断士の作文の時間」の最初のコラムいうことで、皆さんに私の生い立ちをご紹介いたします。  私は昭和30年(1955年)秋田市土崎港で、父長谷川忠吉と母キヨの一人息子として生を受けました。父母は私が5歳の時に小さな菓子店を開業...