長谷川診断士の「少数異見」

コラム

第15回 人口減少と秋田の企業経営者(下)

今回は、前回のコラム「人口減少と秋田の企業経営者(上)」の続きです。前回のコラムとあわせてご覧ください。  エネルギー価格の上昇やコロナ融資の返済開始による資金繰りへの影響など、最近の中小企業を取り巻く経営環境は厳しいものがあります。全国一...
コラム

第14回 人口減少と秋田の企業経営者(上)

秋田県の人口減少に歯止めがかかりません。秋田県は2024年7月1日現在の県内の人口が899,314人との推計を公表しました。実に104年ぶりに90万人を下回ったことになります。 国勢調査によると、1980年(昭和55年)には東北6県中第5位...
コラム

第13回 もし岸田首相が中小企業の社長だったら

2021年10月に実施された衆議院議員選挙で、岸田首相率いる自民党が長年連立を組む公明党とともに安定多数を獲得しました。わずか1か月前に菅前首相からその座を譲り受けて臨んだ総選挙でした。早いものであれから間もなく3年がたとうとしています。 ...
コラム

第12回 どんぶり勘定とコロナ融資

「どんぶり勘定」は誰もが知っている慣用句です。手元の辞書を引いてみると、細かく収支を計算せずに、あるに任せて無計画にお金を使うこととあります。  政府の肝いりで大々的に推進されたコロナ融資、元本返済ゼロ利息支払ゼロのいわゆる「ゼロゼロ融資」...
コラム

第11回 「ゼロゼロ融資」の功罪

読者の皆さん、お久しぶりです。生来のなまけ癖に加え、仕事がちょっとだけ忙しかったこともあり、この欄への掲載もほぼ1年ぶりのご無沙汰となりました。 「少数異見」の再開第1回目のテーマは、「ゼロゼロ融資」です。 お隣の中国のようにゼロコロナ政策...
コラム

第10回 もし菅“前”首相が中小企業の社長だったら

4年ぶりに実施された衆議院議員選挙で、岸田首相率いる自民党が長年連立を組む公明党とともに安定多数を獲得しました。  つい1か月ほど前に不本意な形で総理の座を岸田さんに譲り、今や役職もなく派閥も持たない一議員の立場となった菅前首相の心中はいか...
コラム

第9回 10年前の決意

十年一昔(じゅうねんひとむかし)とは、よく耳にする言葉です。改めて手元の辞書を引いてみると、「世の移り変わりのはげしいことを、10年を一区切りとして言う語」との解説が出ています。ちなみに、そのすぐ隣には、十年一日(じゅうねんいちじつ)の語句...
コラム

第8回 もし菅首相が中小企業の社長だったら

郷里の先輩菅義偉さんの首相就任を、心からお祝いいたします。  安倍前首相の7年8か月の治世を裏方として支え続けた菅官房長官が、コロナ禍で混迷を極める今第99代の総理大臣に就かれたことは、ある意味時代の要請だったのかもしれません。  マスコミ...
コラム

第7回 続 ポスト「新型コロナ」の秋田県を考える

前回のコラムでは、ポスト新型コロナの日本で、秋田県はテレワークを始めとする働き方の多様化を進めることで、女性や若者、そして高齢者が働きやすい県全国1位を目指すという私の考えをお伝えしました。  「そんなのムリだべ。」と思っている県民の皆さん...
コラム

第6回 ポスト「新型コロナ」の秋田県を考える

アメリカのミネソタ州に住む叔父から、月1回の割合で、私を含む親しい知人たちにピリッと風刺が効いたメー ルが送られてきます。正確には「私の亡くなった母の従妹の夫」なのですが、こよなくユーモアを愛するミネソタの住人です。  ここ数か月送られてく...